卵と精子をドッキングさせ、受精した卵を(胚)を子宮の中に戻す。
卵管が閉塞していたり子宮外妊娠で卵管をとってしまったりして自然な形での妊娠が
不可能な女性たちに画期的な治療法です。
体外受精は次の4つの行程より構成されます。
1.排卵誘発
2.排卵。媒精
3.肺移植(ET)
4.黄体期補充療法
1排卵誘発
成功率を上昇させるためには、ひとつでも多くの良い卵を卵巣から採取することが必要です。
しかし、排卵が起こり始めてからでは採取できません。そこで、排卵抑制のための点鼻スプレー
(スプレキュア・ナサールなど)と卵の発育をさせる注射を確実に行うことが必要となります。
月経が始まった時点よりスプレーを開始する。月経3日目から注射を行う。
連続7日間くらいで卵は成熟する。
2採卵・媒精
卵の採取(採卵)は経膣超音波を用いて針で吸引することによって行います。
局部麻酔をかけ(病院によります)。採取は最後の注射より34時間後に行う。これ以上経ちますと
採卵が不可能になる場合があります。
採卵の操作により得られた卵は体液の代用品である培養液にいれ、ここに精子を添加することを
媒精といいます。培養液には、構成仏書津が入っていて最近の増殖を防ぐようにしてあり、
さらに、各操作は滅菌された場所で行われます。卵は無菌状態で回収されますが精液は
そうはいきません、そこで、精液採取時には雑菌の混入を極力防ぐようにする。男性が精液を
採取するときは、採取2日前から構成物質を服用する。精液採取から正確に1時間後に、
精液より運動良好精子のみを回収する操作をおこなう。
3胚移植(ET)
受精卵を子宮内に戻すことを肺移植とおおます。子宮口により細いチューブを入てれ受精卵を
注入します。特に痛みは伴わない。(麻酔なし)移植後、2時間は安静にし、肺移植後数日間は
過激な運動は控える。
4黄体期補充療法
受精卵を維持していくためには、黄体ホルモンが必要です。採卵より2週間後に妊娠反応を行う。
これまでに毎日黄体ホルモンを注射する。
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